【株の買い方】はじめての方が迷わないように解説 〜SBI証券編〜

こちらの記事では投資初心者向けに、SBI証券での『株の買い方』を解説します。SBI証券で日本株を買う場合の基本的な株の買い方や、その際の注意事項などにも触れていきます。

【株の買い方】初めての方が迷わないように解説 〜SBI証券編〜
目次

まずは証券口座へ入金

まず株を買うためには、SBI証券へ入金が必要です。ほとんどのネット証券は先にお金を入れる必要があり、その中から株を買い付けます。対面の証券会社であれば、株を買った後に入金をすれば良いというところもあります。

入金をするには、SBI証券のトップ画面にに『入金』というボタンがあるので、そこをクリックします。入金には『即時入金』『銀行振込入金』があり、コンビニからでも入金が可能です。即時入金は入金がリアルタイムで反映される上に手数料もかからないのでお勧めですが、ネット銀行を持ってない方は銀行振込を利用しましょう。

売買の取引時間

日本株の取引は平日の9時から11時半、お昼休憩を挟んで12時半から15時までです。注文自体は24時間できますが、取引時間外(例えば18時など)に発注した場合、その注文は翌日の注文となります。

取引方法はいくつかありますが、初心者の方は『現物取引』ではじめてください。信用取引や先物・オプションなど色々な取引方法がありますが、初心者向きではありません。

『現物取引』とは「証券口座へ入金した金額の範囲内で行う取引」のこと

現物取引はもっとも一般的な株の取引方法で、入金した金額以上にマイナスになることはありません。信用取引や先物などは証券会社にお金を借りて行う取引であるため、入金額以上にマイナスになることもあるため初心者には向いていません。

取引市場は東京証券取引所が有名で、東証一部などと呼ばれています。また、SOR指定というものがありますが、これは東京以外にも札幌と名古屋など色々な市場の中から一番最良の市場を選択して注文を出してくれるという形態となっております。

SOR指定とは「複数市場から最良の市場を選択して執行する形態」のこと

「SOR(スマート・オーダー・ルーティング)指定」とは、複数市場から最良の市場を選択して執行する形態の注文です。多くの証券会社では注文時にあらかじめSOR指定となっています。

『成行』と『指値』とは?

株の買付には、『成行』『指値』という価格の指示の出し方があります。どちらが良いというのはありませんが、成行だと思っていた以上に高い価格で買ってしまうこともあるので、初心者なら指値で良いでしょう。ただし、長期で持つ場合はそこまで価格に拘る必要もないため成行でも問題ありません。

『成行』と『指値』の違い

『成行』とは…注文を出す時点で一番安い株価で売りを出してる方から株を買うことです(売る場合はその逆)。いくらで買付できたかは、取引成立時点で確定します。そのため思っていたより高い株価になってしまうこともあります。成行の場合は基本的に取引が成立します。

『指値』とは…あらかじめ取引する株価を指定して行う注文です。自分の指定した株価以外では取引が成立しないので、思わぬ株価で取引することはありません。ただし成行とは違い、出した指値で取引が成立しないこともあります。

また、取引をする際今どのくらいの株数がいくらで出ているかがわかる『気配値』というものがありますが、こちらの『買気配株数』は買いたい人、『売気配株数』は売りたい人を表しています。

短期売買をするならこうした気配を分析して指値で細かくやる必要があったりしますが、長期投資なら誤差の範囲なので、そこまでこだわらなくていいでしょう。

実際に株を買う方法

まずはSBI証券のトップ画面の上部にある検索ボックスに、買いたい会社名を入力します。

買いたい会社の詳細画面になったら、『現物買』をクリックします。

続いて株数、価格、期間や預かり区分を指定します。

ただし期間の指定については、指値の場合のみ指定ができます。

期間の指定とは「注文の有効期限を指定する」こと

たとえば現在の株価より安い株価の指値ではすぐに取引が成立するかわかりません。毎日注文するのも面倒なので、その場合は期間を指定して有効期限までずっとその注文を出し続けるということができます


預り区分については、『特定預かり』『NISA預かり』の好きな方を選択しましょう。

最後に取引パスワード入れて注文確認画面に進みます。そうすると『概算注文見積』が出てきますが、成行で出すと見積価格がとても高くなります。

成行の場合、システム上その日のストップ高で見積もりが出てしまいますが、実際は一番安い売り注文付近での買付となりますのでご安心ください。ただし、買付余力が不足してしまうと、「買付ができません」という表示になるのでご注意いただければと思います。

ストップ高とは「その日の制限値幅上限」のこと

前日の最後の株価(終値)をもとに、翌日の株価には値幅に制限が設けられます(制限値幅)。株価によって値幅は異なりますが、その日の一番高い株価を「ストップ高」といいます。一番安い株価は「ストップ安」です。

注文内容に問題がなければ『注文発注』をクリックして注文完了です。

おまけ:単元未満株とは?

現在いくつかの証券会社では『単元未満株取引』を行うことができます。通常100株単位での取引が原則ですが、それだと高くて買えない株もあるかと思います。そんな時に使えるのがこの取引です。

1株単位で買付できるので、本来5,000円の株を100株買えば50万円必要ですが、1株なら5,000円で買付できます。このように練習がてら買ってみたい、少額から始めたいという方は、単元未満株取引を利用してみてください。

まとめ

最後に株式を買うために必要なことを3つにまとめました。

⚫︎1つ目、株の買付には事前入金が必要
⚫︎2つ目、短期なら『指値』でもいいが、長期なら『成行』で問題ない
⚫︎3つ目、お試しでやりたい場合は『単元未満株取引』を利用する

個別株投資は投資信託よりはリスクが高くなりますが、株主優待や配当など、個別株でしかない楽しみもありますので、ぜひこの機会にトライしてみてくださいね。

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